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Allotopus moellenkampi fruhstorferi
  
A系統
野外品 ♀46mm
現地採集日:2006.9.10
採集場所 :サバ州クロッカー山脈にあるトルスマディにてライトトラップ。
2006年度
夢にまで見たフルストルファー(ボルネオ)オウゴンオニを入手することが出来ました。本年度、3頭目のWDだそうです。
そんな希少種のブリードのチャンスが出来、ついてます。
灯火のワイルド メス♀単しか入手出来ませんでしたが。。。どうなるでしょうか。持ち腹であることを祈ってセットします。
〜産卵セット作り 2006.9.27
あきらかにVIP待遇。直径16cm(3L)の植菌レイシ材。
購入後、6ヶ月以上冷蔵庫で寝かせて有りますのでかなり柔らかくなっております。
大きめのケースにクワガタマットを1cmほど引いて植菌レイシ材を置いただけです。穿孔の為の穴は空けてません。 2006/9/28
野外品 メス♀46mmの体重測定。。。3.5g。
大きさの割りにはちょいと軽いですね。現地で既に産卵済かも。。。速やかにセットへ投入しました。
 穿孔開始♪
9/28
翌日、いやその日の晩に穿孔してくれました。ひと安心。出てこない事を願ってます。産んでくれよ。
※白く雪が積もってように真っ白になってます、材の状態はBEST
9/29
翌日の状態です。削りカス一段と出てます、良い感じ。
2006/10/2
気になって気になって、毎日欠かさずチェックしてます。状況は変わっていませんが。。。穿孔してから4日目。
 ♀取り出し♪
10/14
穿孔してから16日経過。。。
産んでるならもう産卵済みかと思いますので、メス♀を取り出すことにしました。意外にもすぐ手前に居ました。卵での管理はイヤなので割り出しはせずにそのまま1ヶ月待ちたいと思います。。。
卵が孵化するまでじっ〜と我慢です。
10/16
やっぱり我慢出来ず。。。
産んでるかだけ確認のため、ちょっとだけ材を割って見たところ3個の卵が見えました。よし!そのまままた材を被せて卵もそのままで保管します。
まだ材の奥の方は未確認なので、それなりに期待しております。もうあと、2週間後に割り出します。それまで我慢、今は辛抱です。幼虫へは『ランバージャック』さまのカワラ菌糸MADを使用予定です。
(←画像クリックすると大きな画像で見えますよ)
 第2ラウンド♪〜産卵セット
2006/10/14
メス♀、エサに行くか、それともそのまま穿孔するか。。。期待と様子見を含めセットしました。
今回は人工レイシ材のサイズ2Lです。切り口両端の皮だけ剥いて材回りの皮は剥いてません。
 2度目の穿孔開始♪
2006/10/18
ケースと材の狭い隙間、わざわざ入りにくい所から穿孔開始しました。まだお尻が見えております。
元気が無いのか、潜るスピードが遅いような。あともう一回は頑張って産卵して欲しいです。
削りカスは先回と同じ感じです。
お♀様 ★に 2006.10.30
穿孔から12日後。。。
2度目のセットから出て来て力尽きておりました。。。
我が家に来て1ヶ月でした。こればかりは野外品だから仕方が有りませんね。
そろそろ一回目の産卵材を割り出す頃ですね。。。
産卵セット割り出し♪ (1セット目)
2006/11/4
穿孔してから37日。よくガマンがしました。
いよいよ割り出しです。
半年寝かせて有った?(使いみちが無く仕方なくで〜す)ので柔らかく、割るのも素手で十分です。
穿孔穴に沿って割りました。うんうん(^-^)産んでるよ。
削りカスの具合でなんとなく分かります。産卵の形跡が有りますね。

カスを少しずつ慎重に掘り進んで行くと。。。
居ました居ました。
こっちに2頭あっちに2頭!!
2令になってた幼虫も居ました。十数頭の幼虫を取ることが出来ました。まずは大成功です。

貴重なボルネオオウゴンの幼虫です。
このまま菌糸に入れます。そこそこ育ってるし大丈夫かと。。。
この後何頭残ってくれるかな。まだまだ先の不安一杯ですが、まずは第一関門突破です。

1個だけ卵が出てきました。
の方法で管理したいと思います。
カワラプリンカップにレイシ削りカスを入れて。
見えるように側面でね。
中に幼虫が透けて見えてます。丸いし孵化してくれるかなぁ。
産卵セット割り出し♪ (2セット目)
11/18 画像無し。。。
割り出ししましたが、ダメ卵っぽいのが数個。変色しかけてます。
ダメですね。
結果採卵数 15個 内 孵化したのが12頭
運良くなんとか産卵させることが出来良かったです。ワイルドより飼育固体の方が難しいようなので、次世代でも。乞うご期待。
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