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やっぱり冬場の幼虫管理には必需品です。
やり始めの2004年は数が少なかったのでプレートヒーターで何とか乗り切ることが出来ました。
が、今や50頭は軽く超えてます。更に増える一方です。
市販のガラス温室、購入も考えましたが、気密性の悪さと価格面で断念。不器用ですが自作する事にしました。うまく出来るか不安ですが。。。後に引けないよう、材料買い込みチャレンジです。

初稿2005/10/00
更新2006/04/25 改良3
 製作費
名称 サイズ 数量 値段 合計 備考
SPF材 1820X89X38 2 228円 912円 柱4箇所
SPF材 1820X89X38
(810X89X38)
1
(2)
228円 228円 底面補強
SPF材 1820X914X11 1 198円 198円 後面補強
OSB 1820X914X11
(1820X468.5X11)
1
(2)
948円 948円 左右側面
OSB 1820X914X11
(914X468.5X11)
1
(2)
948円 948円 上下面
OSB 1820X914X11 1 948円 948円 内面保温用
集成材 910X450X6 2 650円 1300円 下2段 トビラ用
スタイロフォーム 1820X910X30 2 1080円 2160円 内面保温用
スタイロフォーム 1820X910X30
(450X812X30)
1 1080円 1080円 3・4段目フタ
取手 - 4 100円 400円 トビラ用ノブ
パチン錠 - 5 - - 1段目フタ固定用
アクリル板 890X450 t5.0 1 - - 2段目フタ
ローレットネジ M4 4 - - 2段目フタ固定用
フローティングナット M4 4 - - 2段目フタ固定用
スチールラック 1500X750X450 1 3900円 3900円 -
園芸用 ヒーター - 1 12921円 12921円 保温用
オリジナルクーラー 三階松農城さま 1 - α 冷房用

- - - 合計 25943円+α -
家に有った物を利用したり以前の簡易温室に使ってたアクリル板も使用しています。それらの値段は忘れちゃいました。
でもまぁまぁお値打ちに作れたと思います。気密性・保温性はガラス温室よりは全然良いし。
製作に当たって分からないところは  頂ければお教えします。
 製作方法
更新2005/11/08
まず始めに。。。
製作に当たって、怪我のないよう十分注意して下さい。あくまで自己責任でお願い致します。
使用する木材はホームセンターで購入。必要なサイズに全部切って貰いました。
まず2X4の柱2本を使って後面板と側面板を木ネジで固定します。
長いですが張って1人でやりましょう。

次に寝かせて底面を木ネジで固定します。
底面補強用にカットした2本を底面の内側に取り付けます。
この上にスチールラックを乗せるので幅をラックに合わせて取り付けまして下さい。
底板を取り付けたら起します。

内側にスタイロフォームを貼ります。
カッターナイフで寸法に合わせて切りました。簡単に切ることが出来ます。
ですが1回で切ろうとしない方が良いです。何回も少しずつがポイントです。 

 中にスチールラックを入れます。それらしくなって来ました。 

温室の心臓部のヒーターです。サーモも内臓。しかもファン付きなので暖房しないときも空気の循環で使用出来ます。

右上部の拡大写真です。
天井にもスタイロフォームを貼り付けました。

底面です。
スタイロフォームを2重にひいてます。底冷え対策で。

一番上のトビラです。
パチン錠で取付ました。取り外しが出来るように。左画像が上。右画像が側面。

 上面は4箇所で止めて有ります。

側面は各2箇所(上下)で固定して有ります。

2段目のトビラをアクリル板にしました。
厚み5mmです。
取り外し出来るようにフローティングナットを本体に付け、トビラ側にローレットネジで。
丸で囲んだところはフタを引っ掛けるネジが付けて有ります。
本体にフローティングナットを4箇所付けました。 (M4ナット)アソビの有るナットです。
トビラが少々ズレても止めれるようにです。

 
 ローレットネジにてフタをはめた所です。アクリルのフタにもツマミネジ用の穴(5mm)の穴を空けて有ります。 
左右に上下各2箇所ずつで止めるようにしました。 

2段目まで完成。
下の2段はスタイロフォーム厚さ30mmをはめ込んだだけ
しばらくこのままで。。。また時期をみて更新します。
◆改良1 2006/02/06
棚を一段追加。
トビラ高さに合わせて棚位置も変更。
そして、下2段もトビラをきっちりはめ込み出来るように横に梁(はり)をいれました。

◆改良2 2006/02/28
むき出しのままだったトビラに6mmの集成材を木工用ボンドで貼り付けしました。で、取手用に貫通の穴を明けネジで取り付けました。
中が見たくてアクリル窓を付けようか迷いましたが、また改良したいと思います。

全体図はこんな感じ。
おっと、取手一個買い忘れました。でもそこそこ良くなりました。
◆改良3 2006/04/24
念願の温室用クーラーです。
去年からの購入計画してました。三階松きのこ農城さまで早期予約にて購入。
ちなみに2006年発売分はもう売り切れです。
早めに予約しないと買えません。大体3月頃から。。。
まず、取り付けるために必要な加工をします。
クーラーをはめ込む為に天板を加工しなければいけません。
指定のサイズに丸ノコで切り取りました。<もち自分でね
これが一番大変。道具がないときはホームセンターでカットして貰いましょう。242x208で四角窓抜き。

加工した板を天井部分にビス止めで固定しました。
上から見た図です。
天板の内面に貼る断熱材もカットします。
スタイロフォームの30mmです。切るのも上手くなりました。

クーラー本体を上に乗せました。特に固定しなくても良いです。重量は13kgと以外に軽い?です。でも地震が恐いので温室自体を突っ張り棒などで固定したいです。

天上部、内面に断熱材を付けました。
断熱材同士のスキマをコーキング材(アクリル用)を入れて全部埋めました。機密性を高めるためです。
それと電気代節約の為に。。。最終的にはもう一枚、違う断熱材も入れる予定です。

ざっと一時間。施工完成です
試運転して見ました。無事涼しい風が出て来ました。終煙したお陰で、ここにも浮いたタバコ代の恩恵あり。
最上段はこのままだと直接風が当たるので何か対策必要です。菌糸ビンを置けないのはスペース的に痛いですから。
飼育スペースはこの温室とワインクーラーの2本柱で出来る範囲、飼育して行きます。
これからの温度記録を「今何度?」にて記載します。また、気になる電気代も調べて記載します。お楽しみに。。。
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