>  > 飼育あれこれ
見たい項目をクリックするとページ先頭に飛べます
 成虫の飼いかた
 幼虫飼育(クワガタ)
 産卵方法(クワガタ)
 菌糸ビン詰め  
 卵の管理保管方法
2007.6.13 page全体を見直しました
成虫の飼い方 〜2005.10.11〜
◆用意する物
  1.飼育ケース (QBOX10 コバエシャッター等)  ※飼育道具参照
  2.昆虫MAT  (水コケまたは針葉樹+パーム用土をミックスして使用しています)
  3.えさ皿・昆虫ゼリー (コロンボウ&乳酸ゼリー)
  4.霧吹き (マットを湿らせるのにあると良い)
  5.昆虫 (これがいないと始まらない)
◆飼育方法
飼育ケースに1〜3cm程度 昆虫マットを引きます。
転倒防止に樹皮など、ボクは人工の葉っぱを入れてます。エサ皿にゼリーをセットして入れます。霧吹きでマットが乾いたら保湿します。あまり神経質にならなくても大丈夫です。
コバエ・ダニなどの発生を防ぐために、エサは最低、週に1回は交換したほうが。。。夏場は特にすっぱい匂いも充満するので。
オオクワなど越冬する成虫の場合、越冬時期にはマット多く(ケース半分くらい)引いたほうが良いです。
我が家の飼育方法はこんな感じ
  
 
産卵方法(クワガタ)  2006.5.1
クワガタ、主にドルクス系を基本に書いています。飼育種別のセット方法は飼育記録に記載していきます。
◆用意する物
1.ケース(中〜大)
2.マット(発酵マット)
微粒子〜カブトマットなどなど、飼育種により選択する。(個別に飼育記に記載)
3.産卵木
 〜産卵木の種類として〜
成虫に有った材を使用しましょう。飼育記録を参考に見てね。
◇しいたけのホダ木 ◇霊芝(レイシ)材
くぬぎ・コナラ
(桜・ブナ・ケヤキ・ミズナラ・カエデなど有るがあまり一般的では無い)
マンネンダケを栽培した後の材。表面はとても硬いが内部は適度にやわらかい。オウゴンオニ・タランドゥスの産卵木として有名です。砂埋め霊芝材/泥埋め(土埋め))霊芝材/植菌霊芝材など 

コナラ材

使用方法はココ

使用方法はここ
砂埋めレイシ材 植菌レイシ材(マンネンダケ)
◇エノキ材  ◇カワラ材
画像無し
植菌カワラ材 クヌギ原木カワラ材
天然カワラ
◆産卵木による産卵セットの方法 (例:オオクワ)
まず産卵木を加水する。  
通常売っている産卵木は乾燥しているのでそのままでは使えません。容器に産卵木が十分沈むくらい水をいれ入れ4〜6時間くらいつけます。そのとき材は浮くのでブロックなどで重しをして完全に沈めます。
十分に加水した後、1〜2時間影干しします。表面の皮か乾く程度。
(どこかのHPで読んだのですが産卵木をレンジでチンしてから
70度のお湯で加水しています。そうすることで雑菌・害虫を防げるようです)
産卵木をセットする。
5〜10cmほどマットを固めにひきます。マットは握ると固まるくらいに加湿しておきます。その上に先に加湿した産卵木を横向きに寝かせてケースに入れます。 
材の半分程度までマットで埋めます。
またフタとケースの間に新聞紙等を挟んで水分が逃げないようにしています。
転倒防止も兼ねて高タンパクゼリーを数個置きます。
現在はマット1cmほど引いてその上に材を置くだけのセットもしています。
こちらの方がメス♀が材を削っているのか一目瞭然なので安心感が有ります(オオクワ・グランディスで実践中) 
◆オス♂とメス♀のペアリング(交尾)
オス♂・メス♀共に成熟している事が大前提です。(目安として後食開始、そして半年以上経過していることが望ましいです)
小ケースにマットを薄く引いてエサ皿もおいて置きましょう。そこにオス♂メス♀を一緒に同居させます。ハンドペアリングしてメス♀だけ移す方法も有ります。
凶暴なヒラタの場合オス♂がメス♀を大きなあごで挟んで★してしまうことがあるので注意が必要です。
やられた日には凹みますのでくれぐれも慎重に。
オオクワ等はそんなに心配いりませんグランディス等でまれに有るようですが。。。 いやいや国産オオクワでもやられました
そこでこんな良い方法 見つけました オオヒラタのペアリング 顎の結束方法 Vol.1
「グルーガン」』というそうです。
主な使用方法は手芸や工作などの接着に使う物です。スティック型の溶剤(ホットメルト)を熱で溶かしてくっ付ける接着剤です。家ではパッチワークで使用中でした。ホームセンターに行けば1000円以下で売ってます。
接着するときに顎に挟まれないように注意して下さい。
オスの大顎を指で押さえて、ちょっと熱いので可哀想ですが。。。メス♀の為です。ガマンして貰いましょう。数分でガッチリ固まりますので、その間は開かないように顎をぐっと押さえて下さい。これをしておけば安心して眠れます。
※しかし付け方によっては外れる事が有るようです。。。
心なしかオス♂は元気が無いような気がします。威嚇出来ないからかな。。。
用が済んだらなるべく早く外してあげましょう。剥がす際、きれいに取れるのでご心配なく。
いよいよセットに移動です。
ペアリングが確認、または1週間ぐらいして、オス♂メス♀が仲良く(メイトガード)しているようならオス♂を取り出しメス♀だけにして産卵セット移動。
産卵セットを3週間、メス♀を取り出し3週間後に割り出しして幼虫を取り出します。
マイナスドライバ等で少しずつ材を割っていきます。
ブスってやらないようにそぉっとです。もし卵で取った取っちゃった場合はこんな方法で保管してね。 「卵の保管方法」
そして『幼虫飼育へ続く』です。。。

幼虫の飼育方法(クワガタ)
◆マット飼育
発酵マットを購入します。幼虫に有ったマットをチョイス。
発酵マットを詰めます。その前に必ずガス抜きをしましょう。
 ◆ガス抜き
マットを大きめのケースに移し数日間カクハンしながらガス抜きします。
ガス抜きで水分が奪われていますので水を加えます。
よく攪拌しながら少しずつ加水していきます。(入れすぎるとまた水分を飛ばさないといけないのですこしずつ)
また水分が多いと再発酵して熱を持つ恐れがあるので注意が必要です。加水の目安は手で強く握ってマットが固まるくらいです。
少なめが良い種・多めが良い種が有りますので一概には言えませんけど、基準としてはぎゅっと握って水が出るようでは多すぎです。   
 ◆ビン詰め
園芸用のスコップを使いガス抜き後のマットを入れます。数回に分けて詰めていきます。
容器の半分くらいずつ入れてその都度スリコギ等で押し込みます。ムラにならないように押し込みます。
最後にビンとフタの間にタイペスト紙(キッチンペーパー)を挟みます。
2日後〜に再発酵してないことを確認してから使用します。
◆菌糸飼育
ビン詰めされている既製品を購入もしくは菌床ブロック購入して自分でビン詰めします。(下記詰め方参照)   
◇いずれの方法でも割り出し直後の幼虫(初令)は安定するまで100cc位のプリンカップに発酵マット入れて様子をみます。
本来なら早く菌糸に入れたほうが大きくなる様ですが、初令で★になるとビンが無駄になってしましますので、上記の方法で1週間〜10日様子を見ています。
1週間後〜位で800ccに移します。
3ヵ月後(または菌糸が劣化)に1000cc→1400cc→2000ccと、ビンのサイズを大きくしています。

そのほかにも菌床ブロックそのままでの飼育方法とか有ります。ボク、私はこんな方法で飼育してますよってのが有りましたら教えて下さい。

菌糸ブロック詰め 2005.10.18
菌床ブロックです。
種類もいろいろ有ります。原料、菌、粒子。
原料として主にクヌギ・コナラ・ブナ・エノキなどなど。100%のモノから混合タイプとかも。
菌の種類もヒラタケ・ウスヒラタケオ(ヒマラヤヒラタケ)・カワラタケ。。。
粒子は粗め、中目、微粒子。。。
色々種類が豊富です、好きな菌糸を探して見るのも面白いです。
ビンや詰める道具をアルコールで消毒しておきます。ついでに手も。ボクは手袋は使った事、一度も無いです。
ブロックを袋から出して巧網(たくみあみ)にて細かく砕きます。
薄い皮もそのまま。網に残った大きなものだけ取り除いてます。<ズボラです
本当は取ったほうが良いそうですが。。。
そして水分を一定にするために攪拌します。ここでも気になれば大きな白い皮は取り除きます。
全体から見るとこんな感じ。
詰めるビンをそこら中に広げてます。大体、風呂場でやってます。<ちょいと画像が古いです
詰める為の道具一式です。(これがあの有名な巧網)
お気に入りの道具探しすのも楽しみです。
数回に分けてビンに詰めます。
まず1回目。
ほぐした菌糸ビンに入れます。とんとんと菌糸ビンを床にあててチップを下げます。
そしてプレスして押し込みます。周りはきっちりと詰めてます。
ボクの場合、中心部分はほどほどです。
※この辺は個人のお好みで、硬詰めが好きな方もおりますので。
そして2回目。再度ほぐした菌糸を一杯まで入れます。
同じく片口(側面)をしっかり詰めていきます。ここでも中心部分はあまり押さないようにしています。<押し具合は経験と勘です
同じ事を繰り返しに、ビンの上部片口までしっかり詰めます。
仕上げに片口は念入り詰めておきましょう 後で違います
タイペスト紙を挟んで完成 保管温度によって菌のまわりも違ってきます。 
棚に移動して、24度くらいで保管して置きましょう。
白く全体に菌糸が回ればOKです。1週間〜10日後くらいで使用出来ますよ。
ビンの大きさ&容器の種類によっても異なりますが。
使う前に1日〜ビンを逆さまにしてガスを抜いてから使用してます。なぜかって?ガスは重いので下に溜まります、溜まったままだと幼虫入れたときに暴れますよ。。。 
菌糸の種類って知ってますか。オオヒラタケって良く言いますが、実は正式名称では無いです。
下記が一般にオオヒラタケと呼ばれてるキノコのようです。。。
ウスヒラタケ(Pleurotus pulmonarius)
 ヒマラヤヒラタケ(Pleurotus sajor-caju)
まだまだ他にもありますが。。。豆知識でした

卵の管理保管方法  2005.12.15
どこかのサイト様で見たのですが。。。忘れてしまいました。
なので見よう見まねでやりました。
先ずは100円均一店で容器を購入。200mmX50mmぐらいの容器です。ロック式良いのですがですが、ちょっとロックがあまいのが△。
ダニにやられ事も無く孵化率高いです。是非お試しあれ。
保湿バッチリです。
孵化するまでマットに霧吹き不要です。写真はヘラクレスリッキーの卵です。
中のケースは個々に取り外し可能です。
セット方法を分かり易く記載します。
外側のケースに水を張ります。中の個別の容器に産卵セットに使ったマットを入れます。その上に採取した卵を乗せるだけ。
卵を乗せる所は少し凹ませてね

 >  > 飼育あれこれ